新人研修で行われた『バイタルシミュレーション研修』の紹介をします。
本研修は演習とディスカッションを繰り返しながら、アセスメント能力を高めていく研修です。
≪研修目的≫
1. 患者に出現した症状や訴えから、どの様な病態が考えられるのか(可能性も含め)、また必要な観察項目や看護ケアを導き出すスキルを習得する
2. チームで意見交換をし、協働しながら1を導き出すスキルを習得する
3~4人でチームを組み、患者の基礎情報からどの様な観察が必要かを挙げ患者役のもとへ行き実際に観察します。
最初はとても緊張しながら演習をしますが、そんな新人へ先輩は優しく「正しいことができるだけがいい事じゃないんだよ。間違ってもいいよ。そこから色々な事に気づくことが大切なの。」と声をかけ勇気づけます。次第に声が出るようになり、演習を終えディブリーフィングを始めると一人一人から意見がでて、活き活きしながらディスカッションをしています。自分たちで考えながら答えを導き出すので、充実感や達成感も高いのがこの研修の特徴です。
日々大変なことがまだまだ多いですが、こういった経験を踏まえ一歩ずつ看護実践能力が高まっていくといいですね。
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